今回は、金属や半導体、合金のゼーベック係数についてまとめましたので
今後リクエストがあれば増やしていきたいと思います。
ゼーベック係数は測定方法が確立していないため文献によって違いがあることがございます。従って、当ページに記載のものはざっくりと見積もる際に利用していただけますと幸いです。
見たいところに飛べる目次
金属のゼーベック係数
- 金属材料のゼーベック係数は小さい
- 典型金属のゼーベック係数は極めて小さいが遷移金属ではゼーベック係数がやや大きくなることがある。
- ゼーベック係数には温度依存性がある
半導体のゼーベック係数
- 半導体材料のゼーベック係数は大きい
- 半導体材料は熱電材料への利用が期待される
- 希少元素や有害な物質がある。
テルライド
シリサイド
コバルタイト
カルコゲナイド
*Key properties of inorganic thermoelectric materials—tables 参照
合金のゼーベック係数
- 合金は比較的広範囲の温度での利用が可能
- 温度依存性がよく調べられているため熱電対として利用される
- 熱膨張率が一致する材料であれば高温でも故障しにくい
- メーカーによって元素の配合比率が異なるため、熱膨張率など違いが出ることがある。
最後に
今後リクエストがあれば増やしていきたいと思います。以上参考になればうれしいです。